Season 1 第4話 「The Deer-Hunters」
まず、第4話のタイトルから。
『The Deer Hunter』(ディア・ハンター)は1978年公開の映画。
ベトナム戦争に赴き過酷な体験をしたことにより、心に傷を負った3人の若者の生と死を描いている。主演はロバート・デ・ニーロ。
ホテルのキッチン
ローレライが遊びに誘ってもつれないスーキーとローリーに対して。
”What is going on here? We are young and fiery women. Studying?Shopping lists? Where’s ‘to hell with it all’? Where’s ‘Throwing caution to the wind’? ”
「どうしたの?私たちは若さと情熱で溢れてるのよ。勉強?買い物リスト?
『他人にどう思われようと大胆に生きるんでしょ!』この精神はどこに行ったの?」
*to hell with ~ (やけになって)~がなんだ、どうでもいい
*throw caution to the wind 大胆に行動する、思い切ったことをする
ホテル ハープを弾いているドレラ
Lorelai : No Black Sabbath, no Steely Dan, no Boston, and no Queen.
Drella : What happened to make you so cold?
Lorelai : We like that Mozart.
Drella : I am the Artie Shaw of harpists.
ローレライ : ブラック・サバス、スティーリー・ダン、ボストン、クイーンも全部駄目
ドレラ : なんて冷たい人になっちゃったのよ
ドレラ : 私はハープ界のアーティ・ショウよ
「ブラック・サバス」イギリスのハードロックバンド。ドレラが弾いているのはブラック・サバスの『Iron Man』。
「スティーリー・ダン」1972年結成のアメリカのジャズロックバンド。
「ボストン」1970-80年代に活躍したアメリカ、ボストン出身のロックバンド。
「クイーン」1973年にデビューしたイギリス出身のロックバンド。ボーカルのフレディ・マーキュリーが1991年に死去してからも新しいボーカルと組んで活動を続けている。2011年からはアメリカンアイドル出身のアダム・ランバートをボーカルに迎え入れている。
「アーティ・ショウ」1930-40年代に活躍したジャズ クラリネット奏者。作曲家、バンドリーダー、作家、俳優でもあった。クラシックとジャズを融合し革新的な手法を提案したパイオニア。
チルトンの教室 保護者会
ローレライのTシャツを見たマックス
MAX: So are you a B-52’s girl?
LORELAI: What? No, I’m a klutz girl who should not drive with a coffee in her hand.
マックス: B-52’sファン?
ローレライ: えっ?違う、おっちょこちょいなの。コーヒー持って運転すべきじゃなかったわね。
The B-52’sは1976年結成のアメリカのニューウェイヴ・バンド。
女性メンバーのシンディとケイトの特徴的な盛り上がった髪型がアメリカ空軍の爆撃機「B-52」に似ていることからバンド名が付けられた。
なんと、ケイトと元ジュディマリのYUKIがNiNa(ニナ)というバンドを結成していました!1999年にアルバムを出しており、深津絵里主演のドラマの主題歌にもなっていたそうですね!知らなかった~
チルトンの校長室
ローリーがテストを受けさせてもらえなかったことに不公平だと反論するローレライ。
Lorelai : I thought this place was gonna be so great. And now, I guess this goes on the "Boy, was I wrong" list right above gauchos but just below the
Flashdance phase.
ローレライ:素晴らしい学校だと思っていたけど、"とんだ間違いリスト"に加えておくわ。順番で言うとガウチョとフラッシュダンスの間に入るわね。
『ガウチョパンツ』は去年日本で流行りましたね(^^ アメリカではヒッピームーブメントが起きた1970年代に流行っていた。
『フラッシュダンス』は1983年公開の映画。ダンサーの主人公がしていたスタイルが1980年代に流行った。
大きめのトレーナーを着て片方の肩を出し、レッグウォーマーにパンプスというスタイル。私のイメージだと昔のエアロビスタイル?のような感じでしょうか(^^;)