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コーヒー at Luke's

『Gilmore Girls』の早口英語を解明するブログ

Season1 第1話 「Pilot」

Season 1

10月5日に16周年を記念し、スターズ・ホローの名物店「Luke's Diner」が期間限定で全米中に出現したそうですね! 羨ましすぎる!私もルークのお店でコーヒー飲みたいよ~。

 

では、早速1話目から始めていきたいと思います。

 

ルークのカフェ

見知らぬ男性に話しかけられたローレライがその男性に対して、“You're a regular Jack Kerouac.“「路上のケルアックさん」 と言っている。

ジャック・ケルアック (1922~1969) はアメリカの小説家。自らの放浪体験を基に書いた小説『オン・ザ・ロード』が代表作。ヒッピーに熱狂的に支持され、影響を受けた若者たちがバックパックを背負って放浪した。

 

ホテルのキッチン

チルトンに合格したローリーが制服を見た時に、“I'm going to be in a Britney Spears video?“ 「ブリトニーと踊れって?」と聞くシーン。

1998年リリースの『baby one more time』 MVでブリトニーが制服を着て踊っている。

いろいろあったけど…今見るとブリちゃん可愛いですね!最近アルバムを出したみたい。

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ローレライの家

スーキーにパテはどこ?聞かれたときのローレライの返答“At Zsa Zsa Gabor's house“「ザ・ザ・ガボールの家?」

ザ・ザ・ガボール(1917~)

ハンガリー出身のアメリカ人女優。女優としてよりも豪華なライフスタイルなどで有名。これまでに9回結婚しており、2番目の夫がコンラッド・ヒルトンだったので系譜上はパリス・ヒルトンの義理の大叔母にあたるらしい!

日本語訳では「ない、セレブじゃないし」となっていました。パテなんて普通の家にはなかなかないと思う…

                                      

スターズ・ホロー高校 ローリーとディーンが初めて会話をするシーン

Rory  “You're like Ruth Gordon just standing there with the tannis root. ”

Dean  “Rosemary's Baby“ 

ローリー 「毒草持って立っているルース・ゴードンじゃないんだから」

ディーン 「ローズマリーの赤ちゃんだね」

ローズマリーの赤ちゃん』は1968年公開のオカルトスリラー映画。いわく付きのアパートに引っ越してきた夫婦が、追いつめられる恐怖を描いている。不気味な隣人役を演じたのがルース・ゴードン

 

ディーンがシカゴから越してきたと聞き、シカゴのイメージを言うローリー。

“Chicago. Windy. Oprah.“ 実際は「シカゴ、強風、オプラ」と言っているが日本語訳は「風の町、五大湖…」となっていた。

オプラ・ウィンフリーは超有名な黒人女性のテレビ司会者。長年続いた『オプラ・ウィンフリー・ショー』をシカゴで収録していた。オプラは日本でも有名だろうけど、オプラ=シカゴとはならないから日本語訳は入れなかったのかな。

 

 ダンス教室の前

パティさんにディーンのことをばらされ、逃げるローリーに対してローレライが追いかけながら“You’re gonna have to turn into Flo-Jo to get away from me.”「そんなノロさで私を振り切ろうとしても甘いわ」

フローレンス・ジョイナーは1980年代に活躍した陸上選手。未だに100m、200mの世界記録は破られていない。愛称はFlo-Joだが日本ではジョイナーと呼ばれている。

 

ローレライの家 

喧嘩したローレライとローリーがそれぞれの部屋に戻り、2人がかけた曲がメイシー・グレイ“I try” 一番最初のシーンでローリーが探していたCDがメイシー・グレイのアルバム。1999年に発売、この曲でグラミー賞を受賞している。

 

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ホテルの受付

冷たい態度をとるローリーに対してローレライ “you’re not going to give me the ‘Mommie Dearest’ treatment forever, are ya?” 「ずっと『親愛なるマミー』みたいに私をあしらうつもりじゃないでしょうね?」

『親愛なるマミー』は女優、ジョーン・クロフォードの養娘クリスティーナが書いた本。クロフォードがクリスティーナに対してひどい虐待をしていたことが暴露された。

虐待を受けた養娘が母親の暴露本を書くことで仕返しをした、ということでこのセリフが出てきたようですね。日本語訳では「ずっとそうやってツンケンしてるの?」となっていました。

1981年に『愛と憎しみの伝説』として映画化され、なんとラジー賞(最低映画賞)で作品賞、主演女優賞などを受賞する快挙!?を成し遂げている。予告を見ましたが、主演のフェイ・ダナウェイの狂気に満ちた熱演が恐ろしいです。決して本編を見たいとは思えない…    

  

ギルモア家の玄関前

ドアの前で機嫌の悪いローリーに忠告するローレライ” On the way home you can pull a Menendez.” 「ディナーの間はおとなしくして、殺すなら帰り道まで待ってちょうだい」

Lyle Menendez とErik Menendez 

1989年に当時18歳と21歳の兄弟、Lyle、Erikが両親を殺害した事件。ビバリーヒルズに住む裕福な家庭で、殺害後は両親のお金で高級車や高級時計を買ったりと豪遊していた。1994年に捕まり仮釈放なしの終身刑の判決を受けている。

 

 

1話目からポップカルチャーネタが盛りだくさんでビックリ!調べれば調べるほど出てきます…そのまま訳しても伝わらない固有名詞が多すぎ!翻訳者さんは大変だろうな( ノД`)